2016年第1問【問2】解説

<はじめに>
 さて、いよいよ今回から本格的な設問解説に入っていきます。これまで方法論系の動画を多く視聴してきた中、ここで初めて「過去問解説」の動画を見るという人。まずはモチベーションを上げましょう。「今までインプットしてきた方法論が、どう活かされるんだろう?」「現代文が出来る人は、どんなふうに頭を働かせて文章を読むんだろう?」と、わくわくした気持ちになってほしいですね。もちろん、わくわくしているだけではダメですが(笑)、その気持ちを持ちながら授業を受けることで、集中力・吸収力もいっそう上がると思います。
 世の中の塾・予備校での現代文の解説授業というと、「時間の都合」等の便宜的なことから、「本文の読解を控え、設問解説のみ行う」ものがわりと多いように思います(英語の長文読解問題の解説授業であれば逆になるのですが)。仮に「本文を全部読んでから設問を一気に解く」のであればそういう解説もありだと思いますが、私の場合は「読む→傍線部にぶつかる→解く→再び続きを読む→…」という手順で解いているため、設問解説オンリーの授業には違和感を持たざるを得ません。どのように本文を読み、どこをどのように理解し、設問を解くことで本文内容の理解をどのように深めていくか――このことをしっかり皆さんに分かっていただきたいので、私の授業では本文読解も欠かさずに行います。本文読解で得られたことを設問を解く際に活かしていきますから、皆さんにおかれましては、設問の解説だけ聞くのではなく、本文読解時の頭の働きがどんなものであるかもしっかり吸収するつもりで、集中的に受講してください。聞き逃していいような箇所は基本的にはありません。
 

<授業動画>

 

小学校時代は弟の受験指導、中学校時代は友人への定期テスト対策指導、高校時代は家庭教師、大学時代はYouTubeでの無料講義配信…と、昔からさまざまな形で「教える」ということをしてきました。得意分野は「現代文」の指導です。文章を読むこと、解くことがどんな作業なのかを明らかにしながら、皆さんの学力UPのために尽力できたらと思っております。

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